オリジナルタオル1枚・小ロットの価格相場|1枚から作成できるオススメ業者

2019/02/26

販売促進や企業宣伝・店舗PRのためのノベルティや部活用・スポ少用としてオリジナルタオルの製作を考える場合、どれくらいの枚数を作りたいかによって価格が大きく変わってきます。

オリジナルタオルは大量に作った方がコストは低くて済みますが、「1枚だけ」や「数枚だけ」といったように小ロットで注文したい方もいるでしょう。

今回はオリジナルタオルを小ロットで発注したい場合のさまざまな疑問にお答えしていきます。

小ロットって何枚くらい?

タオル

「小ロット」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、実際にこれが何枚くらい(何個くらい)を意味するのか分かりますか?

まずはロットについてご説明します。ロットとは英語で「lot」とつづり、1回あたりに生産することができる製品の単位を意味します。日本語では「ひとまとまり」「一組」「一山」と表現することもあります。

1ロットで何枚生産できるかは、生産する企業の機械によって異なるため、1枚でも可能なところもあれば、10枚単位でしか注文できない、100枚からしか注文を受けないというところもあるのです。実際オリジナルタオルの製作では、数100枚以下または数十枚の場合を小ロットと呼ぶことが多いようです。

最低ロットが100枚と表記されていたら、最低でも100枚以上でないと注文することができません。

またタオルの種類によって最低ロットが異なる場合もありますので、発注するオリジナルタオル製作業者に確認しましょう。

小ロットのメリット・デメリット

小ロットでオリジナルタオルを作ることのメリットやデメリットを見ていきましょう。

メリット

「オリジナルタオルを作りたいけど、枚数はあまり必要ない」という方にとって、小ロットで発注できるのは嬉しいポイントです。「社員の数だけ」「部員の数だけ」といったように小口注文にも対応できます。

例えば11枚オリジナルタオルを作りたい場合、1枚から製作可能な企業の場合は11枚発注できますが、10枚単位でしか発注できない場合は20枚発注することになり、余計なコストがかかってしまうことになります。

1枚からでも対応可能なタオル製作業者は貴重な存在なのです。

デメリット

大量生産にくらべると、どうしてもコストが高くなってしまうのがデメリットです。

では、どのぐらい価格に違いが出るのか下記で詳しく見ていきましょう。

小ロット生産の価格・相場

小ロット生産と大量生産では、価格にどのくらいの開きが出るのでしょうか?

例えばバスタオルで比較してみると、20枚を製作する場合、1枚あたり5000円程度となります。しかし、これが100枚となると、1枚あたり2000円程度になるのです。

100枚製作する場合と比較すると、1枚あたりのコストが2倍以上なってしまいます。つまり、オリジナルタオルを小ロットで発注する行為は、コスト的にはかなり損をすることになります。

では、オリジナルのフェイスタオルの小ロット相場はどのくらいになっているのでしょうか?

フェイスタオルの場合、1枚ですと5,000円~10,000円、10枚発注ですと1枚あたり4,000円~5,000円、30枚発注では1枚当たり2,000~3,000円が相場となります。

このように小ロット生産はどうしてもコストが高くなってしまいます。

お金

しかし、オリジナルタオルの1枚の相場を把握する際に覚えておきたいのが、そもそも小ロットでオリジナルタオルで製作をしてくれる業者が限られているということです。

1枚単位の発注になると、さらに限られてくる可能性があり、かなり貴重な存在となります。

この付加価値の部分にお金を払うことにもなるので、大量発注よりも小ロット発注の方が高くなってしまうのは、仕方がないことなのです。

コスト面だけを考えるなら、小ロットで発注するよりも大量発注の方が安くなります。しかし、オリジナルタオルの必要性を考えずに、安易に大量発注を選ぶのは、おすすめできません。

いくら20枚より100枚の方が安いからといっても、大量発注して結局使わないタオルが出てくるとその分損をすることになるからです。

使用しないタオルの分のコストと、1枚発注にかかるコストをよく考えて発注するようにしましょう。

小ロット対応のオリジナルタオル

小ロットでも製作可能なタオルの種類をご紹介します。

ハンカチ(ミニタオル)

ハンカチサイズでポケットの中におさまるサイズです。ノベルティとしてはもちろん、記念品にもぴったりです。

ミニタオル
サイズ:約20×20cm

ハンドタオル

その名の通り手を拭くのにちょうどいいサイズで持ち運びにも便利です。

ハンドタオル
サイズ:約30×30cm

フェイスタオル

ノベルティとしてもらうことが多いのがこのサイズです。顔や髪の毛、手などを拭く際に使用されます。家庭でも使用頻度が高いサイズのタオルといえるでしょう。

フェイスタオル
サイズ:約34×80~88cm

マフラータオル

首にかけることができるのでジョギング時やスポーツ観戦時、ライブに参加する際に便利なタオルです。幅が約20cmと細長いため、マフラーのように首に巻けることからこのように呼ばれています。

マフラータオル
サイズ:約20×110cm前後

スポーツタオル

スポーツタオルはマフラータオルの幅を2倍にしたサイズです。肩に掛けることができ、汗を拭くのに最適なサイズになっています。

スポーツタオル
サイズ:約40cm×110cm前後

バスタオル

入浴後に体を拭いたり、海水浴などでビーチタオルとしても使用されます。サイズが大きいため、ノベルティとして配るにはコストがかかってしまいます。

バスタオル
サイズ:約60×120cm前後

小ロット対応のプリント方法

小ロット生産可能なプリント方法をご紹介します。コスト面を重視するか、品質面を重視するかでプリント方法が異なります。

枠ありプリント

小ロットでノベルティタオルを作りたいときに、もっとも低コストで生産できるプリント方法が枠ありプリントです。

タオルの外周に枠を設け、その内側だけにプリントする方法です。生地の端から数cmが枠部分となるため、タオルの端まではプリントできません

既存のタオルを用いて作ることができるため小ロット・短納期・低価格が可能となります。ノベルティタオルとしては、もっとも人気のプリント方法でよく利用されます。

枠ありプリント

全面プリント

全面プリントはタオル生地の端までプリント可能です。枠ありプリントではプリントできなかった部分までデザインすることができますが、1枚当たりの単価は高くなってしまいます。

全面プリントでも、顔料インクを使用したものは細かい部分までくっきり印刷できます。
染料インクを使ったものは発色がよく、柔らかい仕上がりになりますが細かい表現が苦手な加工となります。

全面プリント

フルカラープリント

こちらも全面プリント同様、タオルの端までプリント可能です。

フルカラープリントの強みは写真や複雑なデザインもプリント可能なことです。綺麗にプリントできる質の高い生地を使用するため品質がよいものができあがりますが、1枚当たりのコストが高くなってしまいます

フルカラープリント

小ロット製作がおすすめな企業・おすすめではない企業

オリジナルタオルを作る場合、大量に発注した方がコストが低くなります。小ロットで発注するほうが、どの業者も料金が高く設定されているでしょう。

しかし、いくつかのオリジナルタオル製作業者を見てみると、1枚製作の料金と100枚製作の料金の価格差に開きがあることが分かります。この価格差が小さいほど、小ロットでの受注に力を入れている企業と言うことができるでしょう。

また、もともと送料が別になっていたり、小ロットの発注では送料がかかってしまう業者もあります。プリント料金を安く抑えられても、送料分でコストがかかってしまっては勿体ないですよね。オリジナルタオル製作業者のなかには、1枚の発注でも送料込のところもありますので、発注先を選ぶ場合は送料に関しても吟味しましょう。

オリジナルタオル製作業者のサイトでは、タオルの種類・サイズ、枚数などを入力するだけで、簡単に見積もりを出すことができるようになっている場合がほとんどです。それらを参考にして、納期や1枚当たりのコストを比較してみるのもいいかもしれません。

小ロット生産が可能なオリジナルタオル製作業者

小ロット生産が可能・なおかつ1枚からの発注もOKなオリジナルタオル製作業者のなかから、おすすめの業者を3つご紹介します。

オリジナルタオル製作所

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■企業情報

企業名  株式会社ROOTS
住所  〒300-1158
茨城県稲敷郡阿見町住吉1-2-4
電話番号  0800-808-8088
(11:00~18:00 日・祝日を除く)
URL  https://original-towel.co.jp/

■特色

オリジナルタオル製作所は、デザイン無料・送料無料・1枚から発注可能(※フルカラープリントタオルのみ)という嬉しい3つのポイントが特徴です。デザインに自信が無くても、イメージ画やラフ画から無料でデザインを作成してくれます。デザインの修正は何度でもOKなので、満足いくデザインになるまでこだわって作ることができます。

WEB上で簡単に見積もりができるのも嬉しいポイント。サイズや色数、枚数などを入力することで、すぐに見積もりが分かります。

新規で発注の場合、商品のレビューを書くことでQUOカード3,000円分が必ずもらえるキャンペーンも行っているので大注目です。

たおる本舗

たおる本舗

■企業情報

企業名  株式会社ユタカ
住所 【本社】
〒765-0021
香川県善通寺市下吉田町151
【東京支店】
〒101-0036
東京都千代田区神田北乗物町7番地KSビル1階
電話番号  0120-124-8884
(9:00~17:30 月~金)
URL  https://www.yutaka-towel.com/

■特色

たおる本舗は創業42年、年間360万枚の製作枚数を誇るオリジナルタオルの老舗です。

朝9:00までの発注・データ入稿で最短当日出荷も可能なので、急ぎで発注したい方におすすめです。デザインは1,000以上のパターンから無料で組み合わせることができるので、初心者でも安心して製作できます。

「どんな生地か触ってみたい」という方に、生地サンプルを一部無料で行っているのも嬉しいポイントです。

タオルピース

タオルピース

■企業情報

企業名  ボーイズ・オン・ザ・ラン
住所  〒633-0062
奈良県桜井市粟殿875-3
電話番号  0744-46-3122
(9:00~17:00 土曜日・日曜日・祝祭日・及び年末年始・お盆期間を除く)
URL  https://www.e-towel.jp/

■特色

タオルピースのサイトには、価格表が記載されているのでおおまかな料金が分かります。自動見積りはできないので、見積もり依頼フォームに必要事項を記入して送信しましょう。

タオルピースではデザイン製作・修正無料になっており、手描きのラフ画からでも丁寧にデザインを製作してくれます。また使用しているタオル生地は日本製(今治製)の綿100%の厚地生地が中心となっているので、吸水性・肌触りなどで好評を得ています。

品質・価格・納期で選ぼう

オリジナルタオルを小ロットで発注したい場合のポイントについて説明してきました。

「ノベルティ=おまけ」として配布するなら、できるだけ低コストで発注したいというのが注文者側の本音ではないでしょうか?

小ロット生産は確かにコストがかかってしまいますが、タオルの大きさや品質、プリント方法、納期などを吟味することでコストを抑えることができます

1枚からでも注文可能な業者もあります。コストはかかっても、数枚しか必要ない場合などは、1枚からOKという業者にお願いしたほうが無駄なコストを省くことができるでしょう。

タオルを発注したい場合は、オリジナルタオル製作業者のサイトで見積もりをシミュレーションしたり、イメージするものに近い製作例があるかどうか探してみたりして比較検討してみるといいでしょう。なかにはデザインテンプレートが無料で利用できる業者もありますので、デザインが苦手な方はそれらを利用するか、もしくはデザインを無料で製作してくれる業者を探してみてはいかがでしょうか。

オリジナルタオルを作る場合は、品質・価格・納期をしっかりと納得した上で注文したいですね。

 

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