旅館のオリジナル(名入れ)タオル作成
2018/06/18
オリジナルタオルは、温泉旅館でも活用可能です。他の旅館やホテルにはない、自分たちだけのオリジナルタオルでおもてなしをすれば、宿泊客の印象に残るはずです。
そこで今回は、旅館がオリジナルタオルを製作する場合のメリットや注意点を紹介します。
■温泉旅館での用途を考える
温泉旅館用のオリジナルタオルを製作する場合に注意しなければならないのが、厚さです。
温泉からあがった後に、なんとも触り心地の良い上質なタオルが用意されていると、宿泊客はどう思うでしょう。きっと、温泉のリラックス効果と相まって、居心地の良い空間だと思ってくれるはずです。
一般的にタオルは、厚さによって品質を区別します。その厚みを匁(もんめ)といいますが、200匁や300匁といった数字で表します。数字が大きくなればなるほど、厚くて上質なタオルです。
もちろん、素材によっても品質は違ってくるのですが、どんなに良い素材を使っても、薄っぺらいタオルでは、上質さを感じてもらうことはできないでしょう。
■220匁以上が目安
人々が上質なタオルだと感じる厚さの目安が220匁以上です。この厚さは、エステサロンや高級旅館、高級ホテルといった、よりハイグレードな空間で提供されるタオルに多い厚さです。
温泉旅館では、宿泊客にいかに居心地の良い空間を提供するかがポイントになってくるので、厚さの部分は、節約すべき点ではありません。ただし、匁が大きくなればなるほど、1枚あたりの単価は高くなっていきます。
■フェイスタオルは利便性重視
厚さによる上品さを求められるのは、バスタオルです。
旅館で使われるフェイスタオルは、また別の要素が求められます。フェイスタオルは、頭に巻いたり、身体を洗ったりと様々な使われ方をします。そのため、適度な薄さが求められ、厚すぎてもいけません。
特に重視されるのが、絞りやすさや乾きやすさで、強度を保てるレベルで、なるべく薄く作るのがポイントです。厚くしすぎると、子供や高齢者の握力では絞り切れない可能性がありますし、乾きも遅くなります。
■フェイスタオルは旅館のオリジナルタオル向き
フェイスタオルは、旅館でオリジナルタオルを利用する場合に向いています。
用途を考えると、薄めでも問題なく、サイズも小さいので、コストを抑えることができます。フェイスタオルに旅館の名前を入れるだけでも、かなりアピールになるのではないでしょうか。
■難しいデザインは必要ない
オリジナルタオルと聞くと、難しいデザインが必要だと感じてしまうかもしれません。しかし、そこまで難しく考える必要はありません。専門業者は、たくさんのデザインの見本を用意していますので、簡単な操作でデザインをすることができます。
名前を入れるだけでも良い。
オリジナルタオルのイメージがわかないなら、旅館の名入れタオルでも良いです。シンプルに旅館名を入れるだけでも、ぐっとオリジナリティが高まるものです。
また、フェイスタオルに名前を入れる程度なら、より安く仕上げることも可能です。その分、匁にこだわって、上質をアピールするのもよいでしょう。
名前を入れる程度なら、それほど色が必要ないので、シルクスクリーンプリントという低価格の印刷方法を選択できます。
■まとめ
このようにオリジナルタオルは温泉旅館でも有効活用できます。
まずは効果を試してみたいという方は、少ない枚数から注文してみてはいかがでしょうか。1枚からの注文に対応している業者もあります。