タオルをよりよく保つ方法、知っていますか?

2020/04/29

せっかく作ったオリジナルのタオル、長く良い状態で使っていきたい…。
という方も多いのではないでしょうか。

洗濯の際や干し方に少し気を付けるだけで、タオルは長持ちします。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

悩む女性

洗濯時に注意すること

・漂白剤入りの洗剤を使用してのお洗濯は避けてください。
・乾燥機のご利用は、縮みやインクの剥がれの原因となります。
・ドライクリーニングは不可です。
・アイロンがけを行う際は、あて布の上からかけてください。

タオル洗濯

洗濯の際は、洗濯ネットに入れてのご洗濯をお勧めいたします。
繊維同士の摩擦を抑え、他の洗濯物とのパイル※の引っ掛かりを防ぐことができます。

※パイルとは※

オリジナルプリントのタオル生地は、
表がパイル地をカットしたシャーリング地になっています。
裏側はパイルと呼ばれる丸いループ状の糸がそのまま織りだしてある生地をいいます。

インクジェットタオル裏面

パイル部分が押し潰されることによって
タオル独自のふわふわ感がなくなっていってしまいます。
その為、出来る限りタオルもネットにいれてお洗濯することを推奨いたします。

またふわふわ感を取り戻す為に、過度な柔軟剤の使用はお控えください。
柔軟剤を使用すればふわふわになるかと思いがちですが、
柔軟剤はあくまで繊維の表面を滑らかに整えるものの為、
実際に繊維自体を柔らかくするわけではありません。
また柔軟剤は使用し続けると、タオル地は水を吸いにくくなったり
パイルが抜けやすくなったりとタオル自体の性能を下げてしまう原因にもなってしまいます。
使っていくうちにタオルが硬くなってきて気になった場合にのみ、
柔軟剤を使用することによって、柔軟剤の良さを活かすことができます。

タオル01

干すときにもワンポイント!

洗濯したてのタオルは脱水時の力で繊維が潰れた状態となっています。
この状態のまま干してしまうと、繊維が潰れたまま乾いてしまい
少し硬い肌触りとなってしまいます。その為、干すときには
横長の状態でしっかりとタオルをつかみ、空気を含ませるように
ぱたぱたと振ってタオルの繊維を起こしてください。
そして優しくシワやゆがみを伸ばしてから干しましょう。

タオル干し方

またタオルを干す際は、風通しの良い日陰での自然乾燥が最適です。
タオルの生乾きによる嫌な臭いなどを気にして、
直射日光での天日干しを長時間行うかたも多いはず。
紫外線による除菌は確かにできますが、実はこの状態は
長時間の紫外線により繊維を痛めている状態です。
そして過度な水分の蒸発によりタオルがゴワゴワの硬い状態に…。

タオル干し方01

仕上がりの良いタオルにする為にも、直射日光のあたらない
風通しの良いところで陰干しをおすすめいたします。

 

洗濯ばさみ

ちょっとした手間だけで、タオルを良い状態で長持ちさせることができます。
消耗品ではありますが、せっかく作ったオリジナルのタオルを
長くご愛用いただけますと幸いです。ぜひ、お試しください!

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