挨拶周りに、名入れタオルでアピール!
2020/04/30
お年賀や、祝い事、移転などの挨拶周りの際に片側部分に名入れがされたタオルを
受け取った方も多いのではないでしょうか?
さらに熨斗付きの名入れタオルは挨拶周りに欠かせない一品です。
名入れタオルの由来とは?
名入れタオルの由来は、江戸時代、歌舞伎役者がごひいきに配った名入れの手ぬぐいだといわれています。
この習慣にならい、年末年始などの節目にお得意先に配るのが習慣になっている企業や業界もあるでしょう。
そしてこれからは、名刺代わりに名入れのタオルを配るのも現代の粋。
このように、歌舞伎役者や力士に落語家などお客さんやご贔屓さんに配った
自身の紋や独自の柄で染め抜いた手ぬぐいを贈ったことが、名入れタオルの由来だといわれております。
現代でも落語家や力士などは手ぬぐいを贈る習慣が続いていますが、
今現在は商売を営む人びとの間で、手ぬぐいよりも手ごろなタオルというカタチになって残りました。
タオル自体に送り主の名前を施すのは、この江戸時代の名入れの手ぬぐいの名残ともいえます。
日常的で気兼ねなく使用してもらえる品物としてタオルは
渡す相手の性別や年代を問わず、受け入れられやすい便利な贈り物です。
挨拶を兼ねて、社名や名入れの入ったタオルを渡すことにより効果的な
宣伝アピールにもなります。
お年賀タオルのポイント
お年賀に贈る熨斗付きの袋入りタオルは、基本的にはビジネスのお付き合いのある方へ
贈るのがよくある使われ方です。店舗や企業主から、取引先やお得意さまへの
挨拶周りなどの際にお渡しするのは一般的です。
この袋入りのお年賀タオルは、表書き共に社名が入った熨斗紙を巻き、テープで止めるのが一般的です。
水引は何度あってもよいこととして、蝶結びが使用されます。
これはご祝儀やお祝事、御礼など一般的な御祝全般に使用される水引です。
熨斗って?
のし(熨斗)とは、結婚式の内祝いなどフォーマルな贈り物のシーンで添えられる飾りのことを指しています。
一般的にはのし紙自体が「のし」と思われがちですが、正確には「のし」は
のし紙の中央右上にある飾りのことを指しています。元来は「掛け紙」の上に「水引」と「のし」を
添えていましたが、近年は簡易化が進み紙面に「水引」と「のし」のデザインが印刷されることが
ほとんどとなりました。実際に贈答品にのし紙を利用すること自体は「のし掛け」と言います。のしはもともと鮑(あわび)を薄く熨して作る鮑のしから始まっています。
鮑(あわび)は長寿を示す縁起物とされており神事などで奉納される際に贈答品に
添えられていたとされています。
出典:asoview!GIFT
配る時期って?
お年賀タオルに関しては、一般的には松の内とよばれる1月15日までを目安にするのがよいでしょう。
ただ仕事始めの日によっては周り切れないこともあるかもしれません。
なるべく早めに持参し、新年の挨拶と共に日頃の感謝が伝わるようにするといいでしょうね。
江戸時代から続く習慣にならい、今もなお受け継がれる日本の文化の
ひとつともいえる名入れタオル。社名やロゴ、店名だけでなく
その人なりのメッセージをいれたオリジナルのタオルも作成可能です。
名刺代わりにと、名入れのオリジナルタオルを贈るのも現代の粋な心配りとなるでしょう。