著作権は大丈夫?オリジナルタオル作成の注意点とは

2019/03/26

「お気に入りのキャラクターがデザインされたタオルを作りたい」「好きな芸能人の写真がプリントされたタオルを作りたい」とお考えの方へ。著作権や肖像権の許可は下りていますか?

今回は、オリジナルタオルを作る場合の著作権や肖像権について考えていきましょう。

著作権・肖像権違反のデザインは作成してもらえない?

著作権

オリジナルタオルを製作している業者では、著作権や肖像権などに違反しているデザインを使ったタオルは製造してもらうことができない場合が多くなっています。

完全にオリジナルデザインのもの、または著作権・肖像権などの使用許諾をきちんと受けたと証明できる場合のみ製造してもらうことができます。

業者側では、できあがったあとのトラブルの処理までは請け負わないので、デザインとして不適切だと思われるものはデザインの変更を求められることもあるでしょう。製作したタオルが私的利用のみという場合でも、基本的に作ってもらうことはできません。

著作権とは

著作権についてご説明します。

著作権とは、著作物を製作した人が持つ権利のことです。例えば、漫画やアニメなどを作成した人、写真を撮った人、画像を作成した人、歌詞を書いた人、曲を作った人、そしてその作品などは著作権で守られています。

これらを利用したい場合は、著作権保有者から使用許可を貰う必要があり、無断で使用すると著作権侵害となるので注意が必要です。

オリジナルタオルを作る際に取り入れたいデザインとして著作権が絡んでくるのは次のようなデザインです。

  • ・ アニメ・マンガのキャラクター
  • ・有名ブランドのロゴやマーク、キャラクター
  • ・画像・イラストや写真
  • ・楽曲で使用されている歌詞

著作権法に違反すると

著作権のあるものを無断で使用したことが分かった場合、民事上で損害賠償請求や侵害行為の差し止めの請求、不当利得の返還請求、名誉回復などの措置の請求などが行われます。

また、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられることもあります。法人の場合は3億円以下の罰金となっています。

さらに平成24年の著作権法改正により、インターネット上に無断でアップロードされたものをダウンロードしデジタル録音・録画を行うと、それが有償で提供されていた場合、私的利用だとしても2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられることになりました。

肖像権とは

肖像権についてご説明します。

肖像権とは、有名人(芸能人やスポーツ選手、政治家など)が自分の写真や映像を第三者によって勝手に使用されないようにする権利です。肖像権にはプライバシーを保護する権利と、パブリシティ権(肖像を使用することで経済的効果が発生し、その価値を排他的に支配する権利)の2つの側面があります。

特にパブリシティ権の対象となる有名人(歌手・タレント・アイドル・俳優・声優・スポーツ選手など)は肖像権で保護されている場合がほとんどです。該当する人の写真を無断で使用すると、罰則が発生することがあります。

オリジナルタオルを作る際に取り入れたいデザインとして肖像権が絡んでくるのは次のようなデザインです。

  • ・ アニメ・マンガのキャラクター
  • ・有名人の写真
  • ・有名ブランドのロゴやマーク、キャラクター
  • ・画像・イラストや写真

具体的な法律はない

このように見てみると、著作権法と同様に肖像権についても法律があるのかと思ってしまいますが、実は肖像権に関する法律は今の日本にはありません。

ですから具体的な罰則は定められていないのですが、実際に肖像権を侵害されて裁判沙汰になるケースもあり民事上で裁かれることになります。肖像権を侵害すると、裁判を行い、金銭での賠償を行うことになるでしょう。

肖像権の侵害は刑事犯罪にはなりませんが、民事上で賠償責任が発生するという点はしっかり把握しておく必要があります。

商標権とは

商標権についてご説明します。

商標権とは、特許庁に出願して商品登録されているものを指します。ネーミングやロゴ、キャラクターなどは商標として登録されていることがほとんどです。

これらを勝手に使用したり、一部をパロディ化しデザインすることは不正競争行為に当たります。

オリジナルタオルを作る際に取り入れたいデザインとして商標権が絡んでくるのは次のようなデザインです。

  • ・有名なキャラクター
  • ・企業や有名ブランドのロゴやマーク、キャラクター
  • ・商品名・ネーミング

商標権に違反すると

商標権は商標法という法律によって罰則などが定められています。

商標権を侵害した場合、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金を支払わなくてはいけません。法人の場合は3億円以下の罰金刑となります。

タオルの作成なら「オリジナルタオル製作所」におまかせ!

自身でデザインしたタオルを作りたい場合は、オリジナルのタオルを作ることができる業者に発注するといいでしょう。

そのなかでも、写真入りのタオルを1枚からでも製作可能なオリジナルタオル製作所をご紹介します。

h2_logo01

■企業情報

企業名 株式会社ROOTS
住所 〒300-1158
茨城県稲敷郡阿見町住吉1-2-4
電話番号 0800-808-8088
(11:00~18:00 日・祝日を除く)
URL https://original-towel.co.jp/

■特色

オリジナルタオル製作所は、デザイン無料・送料無料・1枚から発注可能(※フルカラープリントタオルのみ)という嬉しい3つのポイントが特徴です。デザインに自信が無くても、イメージ画やラフ画から無料でデザインを作成してくれます。デザインの修正は何度でもOKなので、満足いくデザインになるまでこだわって作ることができます。

WEB上で簡単に見積もりができるのも嬉しいポイント。サイズや色数、枚数などを入力することで、すぐに見積もりが分かります。

完全オリジナルデザインのタオルを作ろう

オリジナルデザインのタオルを作る場合は、著作権や肖像権・商標権について正しく理解しておく必要があります。

お気に入りのアーティストやアニメキャラをデザインしたタオルを作りたい場合、きちんと著作権の許諾申請を行わないと罰則を受けることになったり、業者側から製作を断られたりすることもある、ということを覚えておいてください。

著作権料が発生することもありますので、完全オリジナルデザインのもののほうがコストを抑えて作ることができるでしょう。

 

コラム一覧へ戻る

加工種類

ご利用ガイド

会社概要

お問い合わせ

コラム

今すぐカンタン見積り